32度目の転居~景色が変われば考えが変わる、、、かも
景色が変われば
先日、32回目の転居をしました。と言っても同じ建物の2階から上層階に移っただけですが。。。部屋の契約更新の際、値上げを打診されたことがきっかけで、物件サイトを見ていたら、同じ建物に今より安い物件があったので、すぐに転居を決めました。
企業は社風を変えられるのか(3)~住む場所を変え、見える範囲を変えてみるの中で、「同じところに住み続けていると、目線が固定されてしまい、周囲の環境に対しての反応が鈍くなる。住む場所を変えるだけで目線が変わり、新しい発見やインスピレーションを得られる。」という話をしました。
今まで住んでいた2階と比べると、上層階は、窓から見える景色が全く異なります。これまで景色と言えば、道路の防風林越しに歩いている人が見えるだけでしたが、上層階では、雪をかぶった遠くの山々がとても綺麗に見えます。光もたくさん入ってきて、朝から「ああ今日も良い気分だなあ」などと思いながらコーヒーが飲める。。。
と言いたいところですが、この季節、当地では天気の良い日は殆どなく、毎日どんより曇ってばかり。
2階に住んでいた時は、朝起きると通りを歩く人を見て天気がわかったのですが、上層階だとベランダに出ないと分かりません。極寒の中、ベランダに出ようと思うはずもなく、「多分大丈夫だろう(大丈夫であって欲しい)」と傘を持たずに外に出ると、雨やみぞれが降っていて、結局、また部屋まで傘を取りに帰る。
そんなことを繰り返していると、「生活するには2階の方が便利だったなあ」などと思ってしまいます。(折り畳み傘を持ち歩けば良いじゃないか!と思われるもしれませんが、残念ながら、冬の日本海の風に折り畳み傘は無力です。)
それでも、転居すると、不要なものを捨てられますし、少しだけですが生活パターンも変えることができます。それに、眺める景色が変われば、考えることもかなり変わってくるはず。ちょっとした環境の変化によって前とは少しだけ違ったことを考えられようになれば良いなあと思います。
それにしても32回ということは、人生で2年に1度以上のペースで転居しているってことですね。自分のことながら、どれだけ引っ越しが好きなんだと思います。ここまで来ると、もう趣味の領域。履歴書の趣味欄に「引っ越し」と書いても許されそうです。
⇦ 一富士二鷹三茄子