「事業承継、事業再生、M&A関係の資格を取りたい!」という人のために 改訂(2)

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金融検定協会認定 事業承継マネージャー

2019年8月に、事業再生・承継コンサルタント協同組合(CRC)が主催した事業再生マネージャーの養成講座に参加してきました。

1週間の講座で、189,000円(税別)です。参加者は40名程度で、 内容は基礎的なものが多かったですが、 現場で実際に再生支援をしている方々の話を聞ける点は非常に良いと思います。

中小企業診断士の他、金融機関からの派遣者、会計士、会社の社長と参加者の顔ぶれも多彩です。飲み会も数回企画されていて、参加した受講生や講師と仲良くなれる楽しい講座でした。今は大人数では飲めませんが、WEBだけでなく集合研修も引き続き行っているようですので、何らかの交流は図れるはずです。

最終日に試験があり、合格すれば金融検定協会認定 中小企業事業承継マネージャーと名乗って名刺に書くことができます。試験自体は参加者の7割程度が合格するようですし、もし不合格になっても次回の講座に格安で参加できるようになっていました。

事業再生・承継コンサルタント協同組合(CRC)に所属している事業再生マネージャーには中小企業診断士が多いようなので、診断士の方は更に広いつながりができるかもしれません。

また、信金や銀行の派遣で受講している人は日本全国から来ていたので、自分が住んでいる地域以外の情報を交換できる点も新鮮に感じました。

CRCは毎月セミナーを開催しており、そのセミナー後にも懇親会があります。私は養成講座を受講後、2度ほど定例のセミナーに参加しましたが、金融機関の方が比較的たくさん参加されていました。

このように、講座終了後も、定期的に受講者や事務局、講師の方々と会う機会もあるので、皆さんのビジネスにつながるネットワークができるはずです。

尚、2021年は8月14日から東京とWEBで開催、グループディスカッション等はリモートで実施するようです。実際に教室に行けないという地方の方もWEBで参加できるようですし、同セミナーでの交流の機会はこれまでと比べて限られるかもしれませんが、CRCではさまざまなセミナーを定期的に開催しています。また、セミナーの運営や再受験の方法等、変更となっている可能性がありますので、興味がある方はHPを覗いてみて下さい。

M&Aシニアエキスパート認定試験

M&Aシニアエキスパート認定資格はきんざい(金融財政事情研究会)と日本M&Aセンターが共同で行っています。

資格は3段階に分かれており、事業承継・M&Aエキスパート資格を取得すれば、次のレベルである事業承継シニアエキスパートか、M&Aシニアエキスパートの資格が取得できる養成講座に参加ができます。講座費用は132,000円(税抜き)となっています。

弁護士・会計士・税理士や、銀行に一定期間以上勤めている人は、いきなり最上級のM&Aシニアエキスパートになれる養成講座への参加が認められます。

一般の人は、まず事業承継・エキスパート資格試験を受け、合格すれば次のステップである事業承継シニアエキスパート資格を受講しなくても、最上級のM&Aシニアエキスパート資格が取得できる養成講座への参加が可能となります。3日間の養成講座を受講し、4日目の試験に合格すると、M&Aシニアエキスパートを名乗ることができます。

みちのく銀行や秋田銀行等の地方銀行などは、 このシニアエキスパートの 有資格者が何名になったかを競うように新聞で発表しています。行内では資格取得を奨励されているのだと思います。

講座に参加すれば、試験の合格率はほぼ100%のようですが、「M&Aの専門家」という肩書は、地方ではそれなりのアピールができるのだと思います。 

一般人(前述の士業、銀行員以外)がM&Aシニアエキスパートの資格を取得するためには、まず事業承継・M&Aエキスパートの資格試験に合格しなければなりません。試験はCBT形式なので、席が空いていれば最短で3日後ぐらいから受験できます。

合格には100点満点中70点が必要で、不合格になった場合、90日間同じ試験を受験することはできません。

M&Aシニアエキスパートの養成講座は年2回(5月、11月)開催されており、2020年の東京では11月11日~13日が講座、14日が試験でした。これ以外にもWEBでの視聴が可能であり、昨年は9月24日~11月1日まで講義が視聴でき、14日または21日に試験となっていました。

M&Aシニアエキスパートに養成講座に申し込むには、一般の人であれば、まずCBT試験に申し込み、金融業務2級事業承継・M&Aコースの受験をして合格する必要があります。場所にもよりますが、CBT試験は申し込み後、3日程度で受験できますし、合格証は即日発行です。受験費用は1回7~8千円です。

「CBT試験には合格していないけど、養成講座は受講したい」という方は、事務局に電話すると「合格前提」で手続きだけ先に勧められると思います。前回、私が事務局に確認したところ、金融業務2級事業承継・M&Aコース試験は養成講座開始日までに合格していれば良いので、受講の申し込みはできるとのことでした。

CBT試験はマークシートで、基本的なことを理解していれば1か月程度の勉強で合格できるはずです。試験内容や日程等、詳細はHPで確認して下さい。

また、M&Aシニアエキスパート養成講座は東京とWEB以外にも、名古屋、大阪、福岡で開催されています。今年は11月に開催されるようですので、詳細は事業承継・M&Aエキスパート協会のHPで確認してください。

 

⇦ 「事業承継、事業再生、M&A関係の資格を取りたい!」という人のために 改訂(1)

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