取材商法も凝ってきた

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起業してHPを作り、ある程度時間がたつと、いろいろなメールがきます。その多くはセールスです。その後、ブログへのアクセス数もそれなりに増えると、商業出版の話や、M&Aでの提携等、ビジネスの話もポツポツと来るようになります。

そうしたメールに紛れて、ちょっと見るとセールスだとわからない連絡もあります。例えば最近こんなメールが届きました。

私は最初これを見た時、純粋に自分のHPを見て興味を持ってくれたのかなあと思ったのですが。。。

 

伊藤代表 様 

お世話になります、××ラボの〇〇と申します。
この度、貴社のお取り組みや経営理念、HPの情報等を拝見し、伊藤代表へ取材を兼ねて 一度お会いしたいと思いご連絡させて頂きました。

弊社では若者の就活を応援するインタビューメディア「ヒューマン」で、各界で活躍する方々のお話を、“挑戦者のストーリー”というテーマで取材させていただいております。これまで、 AOKIホールディングス 青木代表・株式会社パソナグループ 南部代表・株式会社オールアバウト 江幅代表等、さまざまな方々にご登場いただいております。(http://×××.co.jp)

現在4月に掲載する方を探しておりますので、3月26日(金)17時までに取材の可否だけでもお返事いただけますと幸いです。 ※上記期限が難しい場合はご相談いただけますと嬉しいです。 

御社にお伺いする事も可能ですが、 弊社銀座に撮影スペースもございます。 記事のお写真をより綺麗に撮影する事も可能ですのでその辺りは お電話にてご相談させて下さいませ。 ※弊社はコロナへの対策としてオンラインでの対応も致しております。

【その他】
皆様、あらかじめご了承頂いております趣旨が一点だけございまして、挑戦者のストーリーの取材をご縁に、私が所属しております、PR会社のPR企画のメディア提案をさせて頂きたく存じます。

上記の内容にて一度、代表とお電話させて頂けますと嬉しいです。
ご確認のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

読み始めたころは、「こんな媒体があるんだ、でも4月に掲載するのに今頃?」と思っていたのですが、最後まで読んで、ああ、取材商法なんだなと理解しました。

【その他】ってところが味噌なわけですね。

どんなHPか興味があったので見てみると、やっつけで作りました感が満載です。最初の方こそ、著名人が出ていますが、後ろのページになればなるほど個人のコンサルタントやコーチ、士業の方ばかりになります。著名人を含め、この人たちが、どのような経緯でHPに載っているのかわかりませんが、こうした取材商法があるんだなと思いました。

とはいえ、「PR企画のメディア提案をするだけ」なので、取材で媒体に載せる代わりにお金を払って下さいというわけではありません。恐らくお金を払わなくてもWEB媒体には載せてもらえるのでしょう。媒体としては、お金にならなくても、数が増えれば増えるほど媒体の価値は上がるので。

因みに、この方には丁寧にお断りのメールをしましたが、それに対しては、当然何も反応がありませんでした。

業界誌や雑誌に、記事の体裁を取って費用を請求する記事広告という商売は昔からありますが、最近は、このようにスタートアップや小規模事業主をターゲットにした取材商法というものも増えているようです。WEBであればコストもかけずに簡単に媒体を作ることができますからね。

掲載されている媒体の内容を見れば、どの程度の媒体かわかるのですが、それでも独立した個人事業者や小規模事業者にとって、有名人が載っている媒体に自分が掲載されるというのは有難いことです。

ちょっと面白いなあと思ったので、参考になれば。

 

⇦ 小規模事業者のValue

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