ファンド投資先企業への転職~案件の探し方

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どのように案件を探すか

ファンドの投資先企業で経営陣として働きたい場合、かつてはファンドがサーチファームを使うことが多かったのですが、現在は、転職エージェントと言われる人たち④でも説明した通り、ファンドはリテーナーフィーを払わないため、そうした案件でも引き受けるエージェントが、ビズリーチやキャリアカーバーのようなハイキャリア向けの求人サイトの登録者から人材を探すことが多くなっています。

こうしたサイトに登録すれば、案件にマッチしそうな人を転職エージェントが探し出し、直接スカウトメールを送って来ます。もちろん、サイトに登録して、自分から良さそうな案件を探し、エントリー(申し込み)しても構いません。

登録すればわかりますが、こうしたハイキャリア向けの転職サイトには、同じサイトに同じ案件がいくつも載っていることも少なくありません。また、違うサイトであっても同じ案件が載っています。

これは、エージェントも求職者との接点を少しでも増やしたいと思って複数のサイトに広告を出していることと、同じ案件をたくさんのエージェントが扱っていること(つまりファンドがたくさんのエージェントに案件を依頼している)が原因です。

当初私は、複数のサイトに同じ案件が載っているので、1つのサイトだけ見れば良いだろうと思っていました。しかし、同じ求人の募集でも、取り扱っているエージェントが異なれば、JD(Job Description 募集する職務の内容)の細かさも異なります。ですから、職務内容や条件面等の情報を集めるためには、基本的に可能性がありそうなサイトには複数登録をした方が、案件の情報収集にとっては良いと思います。

転職エージェント自身も、ここに上げたサイトのどれか2つ程度に登録しているケースが多いようです。ですから、複数のサイトに登録することは、より多くのエージェントから見つけてもらえる可能性が高まることにもなります。

ファンドの投資先だけではなく、一般事業会社の管理職案件も見たいという場合は、日経のエグゼクティブ転職にも管理職案件が多く掲載されています。同じ日経が運営するサイトですが、日経転職版とは掲載している企業ターゲットが異なるようです。

こうしたサイトを積極的には活用していないエージェントもあります。主に外資系のサーチファーム(いわゆるヘッドハンティング会社)です。

これらのファームは、基本的には紹介ベースで求職者にアプローチしますし、リテーナーフィーを払わないファンド案件はあまり取り扱っていないようです。もし興味があるのであれば、ホームページからコンタクトすれば相談できますす。

大手外資系サーチファームは、基本的に既存の顧客や人脈の中で、ぐるぐると人材を回しているのですが、エゴンゼンダー(Egon Zehnder) 、スペンサースチュワート(Spencer Stuart)当たりであれば、こちらから担当業界のコンサルタントにコンタクトすれば、面談できる可能性は高いです。また、前述の転職サイトに登録をしていると、先方からコンタクトをしてくることもあります。

実際に私は、 ビズリーチ経由でこれまで全くコンタクトがなかった外資系大手サーチファームから是非案件を紹介したいとスカウトを受けたことがあります。

また、日系のサーチファームでは、初心者にとってJACは比較的お勧めです。その理由はまず面談が入る可能性が高いから。

リクルートはその人に合った案件がなければ、面談に至らないことが多いですが、JACはまずは面談が入ります。面談の結果、その人にマッチする案件がありそうなグループ企業と情報を共有するので、情報だけでも得られる可能性があります。

ここに挙げたサイトには、ファンド以外の経営人材案件も豊富ですから、興味があればHPからコンタクトしてみると良いと思います。

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