目標や計画はどうあるべきか

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企業の目的が経営理念や存在価値のように、企業が世の中に提供したいものやなりたい姿のようなものだとすると、目標は、その目的を達成するためにいつまでにどういう状態になるかを決めることです。

つまり、目的を達成するために決めたスケジュールとそこに至るまでのポイントポイントで達成すべきことが目標となります。

各ポイントで達成すべきこととは、例えば中期経営計画や年間計画、月間計画のようなものです。

これらの目標(計画)を部門別、店舗別に立てて達成を目指す。全ての目標が達成できれば、最終的には目的達成に大きく近づくことになります。

 

図表1:目標とは目的を達成する為にいつまでにどういう状態になるかを決めること

 

例えば、目的に対する目標(計画)設定はこんな感じです。

① 経営理念を達成するために3年後にこういう姿になる必要がある ⇨ 中期経営計画

② その為には1年後にこういう姿になっていなければならない ⇨ 年度計画

③ だから、今月末までにここ迄目指そう ⇨ 月次計画

 

図表2:目的に対する目標の決め方

 

本来、業務目標(計画)は、企業の理念や目的に近づくためのステップです。営業目標で「今月は〇〇百万円必達!」等と発破をかけるのは、「全員で企業の目的を達成しよう!そのステップを何としてもやり遂げよう!」ということであるべきです。

当然、企業の目的は単なるお金儲けではなく、何かしら社会的意義のあるものですし、その目的に共感した人達が社員として集まっているはずです。

そうした社員が「階段を一歩一歩昇って行くことで、最終的に企業の目的、企業理念に近づくことが実感できる。だから頑張れる」というものが、本来の計画や目標であるべきです。

だからこそ最初に企業の目的を決めることが重要であり、その目的を共に目指してくれる社員の集まりを作る努力(社員教育や研修)が企業には必要とされるわけです。

因みに、目的を「達成する」ではなく「近づく」と言っているのは、そもそも企業理念は達成できるようなものではないと思っているからです。

言葉の定義にもよりますが、「全ての人に〇〇を!」等という経営理念が達成されることなどありませんよね。

経営理念やMissionというものは、その意味で「北極星」のような存在ではないかと私は考えます。

⇨ 目的と目標を設定する意味

⇦ 目的を明確にすることの重要性

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