経営ビジョンの創り方(2)

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経営ビジョンの基本を考えた後に、下記の3つの質問を自問自答します。

① ビジョンに基づいた経営を行なう自社は、お客様にとってどのような存在か
② 自社の役割を果たし続ければ、お客様の未来にはどんな結果がもたらされるか
③ その未来に於いて、自社はどのような状態であるべきであるか

①と②は社外向け、③は社内向けの経営ビジョンです。

前回の自動車整備工場の例でいえば、①では、お客様にとって「高い技術力があり、仕事が丁寧で納期を必ず守ってくれる会社」という存在になります。そして②については、「お客様が大事にしている貴重な名車に長く快適に乗ることができる」という姿が見えるかもしれません。

そして③では、「売上は変わらずとも、利益は30百万円、従業員数20名」等の具体的な数字をイメージし、それを具体的に何年後に達成するかまでを決めて言葉として明示して下さい。

経営ビジョンは目標ではありません。目標は、現状分析と予測に基づいてたてた計画が実った将来の形です。しかし、経営ビジョンは「その目標に到達したい」という願望であり、途中の方法や手順を今の時点で決める必要はありません。

あくまでも「将来これぐらいの時点までにこういう姿になっていたい」という強い想いを持つことが大事です。

自社の存在意義を果すために、いつまでにどの地点を目指すかという経営者の強い思いが経営ビジョンには盛り込まれる必要があります。【図表】

 

図表: 後継者と共に考える経営ビジョン(完成形)

 

⇨ 「最高」「断トツ」のMissionを考える

⇦ 経営ビジョンの創り方(1)

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