事業の収支計画~事業再生・PMIによる成長支援事業①

M&Aから事業再生、そしてPMI支援
続いて事業再生・PMI支援です。事業ターゲットは、売上3億円以上の中小・中堅企業とします。中小企業庁が試算では、支援を必要とする売上3億円から20億円規模の企業は毎年数千社あります。
日本銀行の調査では、2013年から2017年までに再生支援協議会が支援した企業は7,754社でした。これらの数字から判断すると、事業再生支援のターゲット顧客は、全国で年間1,500社から1,700社程度あると考えられます。
大企業に於いて、その重要性が認識され始めたPMIも、中小企業に於いては、まだ認知度はほとんどありません。しかし今後、中堅・中小企業のM&Aが確実に増加することが予想される中、PMIの支援需要は必ず増えると考えられます。
事業再生・PMI共、市場規模はそれなりにあると思われますが、まずはM&Aアドバイザリー事業の拡大に注力します。そしてアドバイザリー業務を拡大する中で、金融機関、税理士・弁護士事務所、中小企業診断士等とのネットワークを構築していきます。
M&Aアドバイザリー事業を拡大することで、その金融機関等のネットワークから、事業再生やPMI案件が取り込みや、事業再生・PMI支援を行える人材の確保が可能になると考えています。このため事業計画上は、事業再生・PMI支援事業の開始を3年目からとしています。
まずはニーズが高いと思われるM&Aアドバイザリー事業の成長に注力し、その後、事業承継や成長を総合的にサポートするPMI事業の支援体制を構築していく計画です。
中小企業支援者のためのM&A・事業承継入門
↑↑↑Amazonのサイトはこちらから(Click )
中小企業の事業承継やM&A、承継支援の実態、M&A業界の構造についてまとめた 「中小企業支援者のためのM&A・事業承継入門」は、これまで多くの方にお読みいただき、未だにAmazonのコンサルティング部門のTop50に入っています。
小規模・中小企業が事業承継を行わなければならない理由、売却する際に経営者が注意すべきこと、或いは、企業を買収する際に経営者が考えるべきことと買収後のPMIの重要性、そしてPEファンドとは何者なのか。Amazonのコンサルティング書籍部門で1位にもなった本書は、これからM&Aや事業承継を検討しようと考える経営者や経営支援者にとって参考になる実態が書かれています。
ご興味がある方は書店にご注文いただくか、上の画像をクリックいただければAmazonのサイトから購入することができます。
“事業の収支計画~事業再生・PMIによる成長支援事業①” に対して1件のコメントがあります。