「中小企業のためのグローバル人材育成戦略」を出版しました
With コロナ時代に於いて、日本人を海外に出張ベースで送り出すビジネスモデルは もはや通用しなくなります。 海外へ行くことも帰ってくることも、今までとは段違いのコストと時間がかかる時代。こういう時代だからこそ、現地に精通した信頼できるインサイダーを海外拠点に置く ことがますます重要になってきます。
優秀な人材の採用なしに現地拠点は経営できません。従来、日本から派遣する人材は 営業や製造部門の経験者が中心で、経営管理ができる人材はほとんどいませんでした。
2019年、現地法人の経営管理が最も大きな問題として本書を出版しましたが、今や、 物理的に日本から人材を現地に送ることができません。 そうなると、大企業に於ける幹部人材の現地化は今後ますます加速するでしょう。 中堅・中小企業は、持ち前の機動力で大企業が動く前に手を打つ必要があります。
本書では、アジアの名門大学で新卒を採用し、国内外で会社の幹部として育成する 具体的な方法をお伝えします。 中堅・中小企業がこの新たな試みを行えば、単に外国人を育成できるだけ でなく、日本人社員の仕事のやり方も変わり、組織に必ず新しい変化が起こるはずです。