PMIでシナジーが出せない買収ありきのM&A

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PMIはM&Aを成功させる為の重要な要素です。しかしM&Aの上流工程、例えば戦略策定の段階で、目的があいまいなまま買収を実行すると、PMIではそれを修正することができません。

M&Aを進めるプロセスに於いて、「辞める」という判断を下すことは非常に難しいことです。M&Aが進むと、担当する部署の目的が「買収ありき」となってしまう場合も多くあります。

その結果、買収価格を正当化するために、根拠の薄いシナジーを積み増すという本末転倒な事態が起こり得ます。

本来、オーガニック成長だけで事業を伸ばすことが出来れば、それが最も良い方法でしょう。

しかし、現場では経営にスピードが求められるようになり、中小企業であっても競争相手が国内から世界中に広がっています。このような状況では、中堅・中小企業のM&Aは今後国内・海外問わず増加していくはずです。

戦略や目的をはっきりさせずに、金融機関やM&A仲介会社から紹介された案件を手掛けてしまうと大変なことになります。

しかも、M&Aを成功させるために、シナジーを鉛筆を舐めながら積み上げたりすると、事業を成長させるために実行したM&Aが逆に企業の業績悪化を招いてしまうことになります。

大企業と異なり、中堅・中小企業にとってM&Aの失敗は本体事業を揺るがすことになってしまいます。

仲介会社や金融機関に勧められてM&Aをしたものの、買収後のマネジメントがうまくできず途方に暮れる。

人材がいない中小企業が、性急に事業拡大を図るとこのような状態になってしまう可能性もあります。

 

 中小企業のPMIに必要なこと

⇦ PMIで行うべきこと

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