データで見る、中小企業の第三者承継(M&A)

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野村総合研究所の調査によると、中小企業では、現在の経営者が先代から経営を引き継いだ期間が短いほど、従業員や社外の第三者が経営を承継した企業の割合が多いという現象が見られます。

特に中規模企業では、過去10年以内に先代から経営を引き継いだ経営者の内、21.4%が社外の第三者、24.6%が親族以外の役員または従業員となっており、後継者が親族である企業は54.1%にまで落ち込んでいます。【図表1】
 

図表 1:先代経営者との関係の変化

(出典)野村総合研究所「平成24年中小企業の事業承継に関する調査に係る委託事業作業報告書」[2013]
  

図表2は、企業規模別、経営者の年代別に事業承継に関する意向を調査した結果です。この調査によると、企業規模が大きく、経営者の年代が上がるにつれて「誰かに経営を引き継ぎたい」という意向を持つ経営者が増えています。

中小企業の後継者不在率の高さを考えると、今後これらの経営者の中から、廃業ではなく第三者への事業承継を検討する経営者が増えていくものと思われます。
  

図表 2:企業規模別・経営者の年代別にみた事業承継の意向

(出典)中小企業白書[2017]

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